マレーシアの魅力:タウン編No.3
投稿者: Webmaster 掲載日: 2006-8-6 (1714 回閲覧)
マラッカは海のシルクロード時代といわれる15世紀にマレー王朝の首都として栄えた古都で、東西貿易の中心となりました。その当時、世界を席巻していたオランダ、ポルトガル、英国の列強支配の影響を強くうけ、歴史的建築や遺産が重層的に残る摩訶不思議な街となりました。
赤い壁に白い十字架が印象的なオランダ建築のプロテスタント教会、マラッカの領有をめぐってポルトガルが1511年に築いたサンチャゴ砦。そのサンチャゴ砦の背後には日本でもおなじみの宣教師フランシスコ・ザビエルの像が立つセント・ポール教会。かつてはザビエルの遺体もそこに埋葬されていたそうですが、1553年にインドのゴアへ移送されてしまったということです。
また中心地から5kほど東よりにポルトガル系移民が住む場所があります。ポルトガル広場を中心にポルトガル料理が多いのが特徴です。土曜日には民族舞踊などをみせてくれるイベントなどもあり、観光客も多い場所です。更に白亜のセント・ピーター教会はポルトガル人が建てた教会として有名です。右にオランダ、左にポルトガルと教会一つとって見ても、様々なものがあります。
マラッカ中心から北東にいった高台はブキッ・チナと呼ばれる中国人墓地が広がっています。15世紀この丘はマラッカを守る重要な要塞があったとされ、また当時同盟国であった中国の明からの来客を歓迎する迎賓館が建てられました。 15世紀中国の明は皇帝永楽帝の命により、宦官の鄭和が大艦隊を率いてアフリカ大陸にまで及ぶ大遠征を敢行していました。その第5回遠征の際に、永楽帝はマラッカ王族に皇女を嫁がせています。彼女の名は「リーポー」マラッカの王はすでに3人の妃を娶っていましたがイスラムの教えにより4人目の妃としてこのリーポーを迎えたということです。
そのリーポーのために王がこの地に迎賓館を作りました。更にはのどを潤すためとして掘ったのが「ハン・リー・ポーの井戸」別名「スルタンの井戸」と呼ばれ、今でもこの地に残されています。この井戸の水を飲むと再びマラッカに戻ってくるという言い伝えがあるそうです。お試しあれ。一方、ペナン島は英国植民地貿易の極東拠点でありました。中心部ジョージタウンにはコロニアル時代を彷彿とさせる建築物が今も残されています。
英国東インド会社のフランシス・ライト提督が初めてペナンに上陸した場所にコーン・ウォリス要塞を築きました。現在はジョージタウンの北東にあり、海に向かって大砲が置かれています。この大砲に花を供えて祈りをささげると、子宝に恵まれるという逸話も残っています。
そのコーン・ウォリス要塞の向かいにある市庁舎は1880年に建てられた白亜の建造物です。ペナンの青い空にとてもよく映える美しい庁舎です。古い町並みの保存や歴史的景観の保存など、都市計画の中での環境保護を目的としたプロジェクトによりいくつもの歴史的建造物が復元されていますが、その中の一つ、
「ブルー・マンション」の名で有名な建築物をご紹介します。 客家から身を興し、億万長者になったチョン・ファー・シーが20世紀初頭に建てた豪邸です。外壁が鮮やかな青一色に塗られていることからこの名がつきました。カトリーヌ・ドヌーブ主演のフランス映画「インドシナ」のロケとしても使われたことから一躍有名になったものです。こちらは映画をご覧の方には一層感慨深いものがあると思います。
同じく、1950年に再建された中国式廟クー・コンシは数ある中国式廟の中でも最も美しいとされています。建物全体に施された彫刻は日本の東照宮もさながらの素晴らしさ。特に25トンもある屋根を支える重厚な建物自体も驚きです。世界で3番目に大きいとされる寝釈迦仏があるのもこのペナンです。全長33mの大きさは圧巻。見学は自由ですが写真撮影は禁止されています。マレーシアには3つの民族文化が融合しています。マレー文化、中国文化、インド文化です。歴史的背景はヒンドゥー教から仏教、イスラム教と、宗教に関わる王朝の変遷や15世紀のヨーロッパ諸国による貿易中継地点としての植民地時代、あるいはモンゴルの脅威、明代の中国との交易関係などにより、様々な人種や宗教、が入り乱れたことの表れでもあります。それゆえ、多くの年代の素晴らしい文化遺産にも恵まれているのも事実です。素晴らしい自然の恵みと近代的先進のリゾート。あらゆる楽しみを兼ね備えたマレーシア。
深センからおでかけになるには、香港からの出発をおすすめします。ぜひお出かけ下さい。
マレーシアへのツアーを開催している旅行社
(シンセンスクエア)
<マレーシアの魅力 バックナンバー>
マレーシアの魅力:スパ編No.2
マレーシアの魅力:自然編No.1
| ページ移動 | |
今年の夏はリゾートin 深セン
|
マレーシアの魅力:スパ編No.2
|
|
登録ユーザでない方によるコメントは承認されてから公開されます。
|




