外国人のための深セン部屋探し!
投稿者: Webmaster 掲載日: 2006-9-21 (6572 回閲覧)
日本で部屋を探すのもなかなか大変なことですが、言葉の通じない中国で部屋を探すのはもっと大変です。私達日本人は漢字を書けば完璧とはいかないものの、ある程度はコミュニケーションをはかることはできますが、それ以外の国からやって来た外国人にとっては本当に大変なものです。イタリアからやって来たフランシスコ・ブランドリンさんは南山区にある海雅百貨付近で物件を見つけるのに丸一週間もかかってしまったと先週の深セン日報で紹介しています。やはり言葉の壁はかなり厚いようですね。香港ならまだしも、ここ深センでは英語がほとんど通じず、不動産業者も英語が話せるスタッフはほとんど皆無だったとのコメントに頷かずにはいられません。
結局、戸惑いながらも最終的には全く理解できない中国語の賃貸契約書にサインしたそうですが、もし英語が通じるスタッフがいたなら高いコミッションを支払ってもいいと思ったと感想を述べています。
彼のような経験はある程度漢字を理解する私達日本人にも共通の問題かもしれません。契約書も所々は理解できるものの、やはり契約書という法的な効力のある書類にサインする以上はしっかり内容を理解してからサインしたいものです。
では、深センには英語やその他の外国語でサポートする不動産屋はないのかと言えば、決してそんなことはありません。フランシスコさんの例を見れば、外国人人口がどんどん増加する一方で外国語に対応する不動産屋の存在がわりと知られていないことが伺えます。
そこで、今回はあまり知られていない外国人のサポートサービスを深センで行っている不動産会社をご紹介したいと思います。
まずは1993年に深センで創業した戴梁行物業管理有限公司(Debenham Tie LeungまたはDTZ)(Tel:8212-5111)と、活動拠点の北京から2ヶ月前に深センに進出してきた嘉園地産(Joanna Real EstateまたはJRE)(Tel:3338-4958)という会社です。両社とも多国籍企業との取引を主としていますが、個人としての部屋探しもサポートしてくれます。
DTZは不動産のコンサル、調査、多国籍企業へのサービス、見積査定、不動産運営や投資サービスなどを主に手かげていますが、近く外国人の個人客にもサービスを本格的に提供するプロモーション活動を検討しています。
外国人はもっぱら深セン全域にまばらに存在するため、現状では口コミなどで訪れた外国人客の部屋探しをお手伝いしています。
一方、北京に拠点を構え13年もの歴史のあるJREは上海への進出に続き今年6月から深センにも進出してきた不動産会社です。JREでは今年中に深センに住む外国人の中でも最も人口が多いと言われる韓国人を対象としたサービスを本格的に開始する計画を既に発表しています。
両社とも外国人客との取引経験は豊富で、私達外国人がこの土地に馴染みの薄いことから物件探しにもより注意深くなる傾向があることを熟知しており、他の不動産業者に比べてより親身になって対応してくれます。
DTZ商業部マーケティング幹部のDaiさんの話によると、あるドイツ人家族の住まいを5ヶ月かけて納得のいく物件を紹介したことがあるそうです。外国人は安全性や住居の品質、換気性、見晴らしやインテリアデザインに至るまで注意深く検討するため、それを不動産業者が理解していなければならないとDaiさんは話しています。また、JRE深セン支社のマネージャーZhangさんは、物件を決めるまでの1ヶ月の間に40件の物件を見て回った外国人にも対応したことがあると話しています。
彼らのインタビューの中で興味深かったのは、欧米人と日本人では要求する対象が違う点です。アメリカやヨーロッパの人々はプライバシーが保たれモダンで便利性の高い大きな部屋を好むのに対し、日本人はインターネットアクセスなどでの不動産情報の提供サービスに関心が高いとのことでした。
DTZでは、外国人顧客と物件を訪問する前に地図上で位置を示し、場所の確認、築年、建物の評価、建物の適応性などを説明し、顧客が細かいところまで情報を把握できるように努めています。
一方JREでは、実際に入居する前の客には主要な場所の住所や電話番号が印刷された小冊子や他の地区にある支社を紹介した名刺を入れたケースを贈り物として渡しています。
また、DTZのDaiさんは外国人に物件を紹介することよりもその後のアフターサービスが実に大変だ語っています。
例えば部屋の電球が切れてしまった時、外国人の客は中国語が分からないので家主に連絡を取るのではなく不動産会社へ連絡をしてきます。対応はとても大変だとDaiさんは本音を漏らすものの、アフターサービスはとても重要かつ意味のあるものだと考えています。また、DTZのスタッフを外国人客が友人のように思ってくれるのはとても嬉しいことだとDaiさんは考えています。
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