銀聯カード国外引出限度1万元に

投稿日時 2008-7-9 17:48:28 | トピック: 産業・経済

中国銀聯は昨日、国家外貨管理局の承認の下、銀聯デビットカードの国外ATMにおける1日あたり引き出し限度額を現状の5000元から10000元へ引き上げると発表した。



中国銀聯関連者によると、今回の限度額引き上げはカード所有者の海外における現金引き出し需要をより満足させ、利便性をより高めるのが目的だ。また今度の変更は「すでに海外利用機能を付けた銀聯デビットカード所有者」に適応されるものだという。

現在、中国銀聯側では、関連各銀行間との決済システムにおける限度額調整作業を完了しており、銀行各行で対応調整作業が済めばすぐに10000元の限度額が適応される。この限度額の正確なスタート日時に関しては、カード発行銀行によって異なるので各カード所有者でカード発行銀行に問い合わせて確認して欲しいとしている。

2007年中国海外旅行調査報告によると、中国の旅行客が海外旅行先で消費する金額は一度の旅行で平均21,000人民元ほど。今後益々増えるであろう中国人の海外におけるビジネス、旅行、留学等のカード需要を満足させるべく、中国銀聯は2004年以降銀聯カードの海外市場開拓に力をいれてきた。

目下、銀聯カードの所有者は海外45の国と地域においてATM約36.8万台から現金の引き出しが出来る、同時に海外27の国と地域では約15万店のショップで銀聯カードによる買い物が可能、銀聯カードを利用できるPOSも20万台以上にのぼる。

銀聯カードによって現金の引き出しが出来る国と地域はアジア、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ等中国人が頻繁に訪れる国々はほぼ網羅しており、中でも香港、マカオ、シンガポール、日本、韓国、スイス、ポルトガルにおけるATM銀聯カード受理率は他の国際カード会社の水準を越えている。スイス、ポルトガルではほぼ全てのATMで銀聯カードの使用が出来るし、カザフスタン、タイ、アメリカ、ドイツ、フランス、マレーシアの6カ国でも50%以上のATMで銀聯カードが利用できる。

中国銀聯の関連者によると、外貨の出国規定と大量の現金所持の不便さから、現在より多くの中国人は出国の際「少しの現金+銀聯カード」によって国外での支払い問題を解決している。

中国銀聯の海外ネットワークは2つの特徴がある。一つは国外で銀聯カードを使用する際、現地通貨と人民元の直接換金を実現しており、人民元による引き落とし、人民元による返金となり、換金の煩わしさを省くだけでなく、換金率変動の危険性を避けられ、また利用金額の1,2%を占める換金手数料も省くことが出来る。ATMによる現金引き出し手数料も他の銀行カードによる支払い方法に較べると明らかに低価格である。

二つ目の特徴は、中国銀聯はカードの所有者へ対し、積極的に一連の海外サービス施策を実施している。多くの海外ATMには中国語の操作説明書が配備され、より多くの中国人へ海外での利便性を高めている。また、14の国と地域においては、銀聯カード所有者のための海外サービスコールセンター、緊急救援サービスも実施している。

(シンセンスクエア)



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