
広東省で震災負傷者受け入れ
投稿日時 2008-5-23 12:48:55 | トピック: 環境・天気
| 20日午後5時25分、小雨の降る中、四川省被災地から31名の負傷者を乗せた一機の飛行機が白雲飛行場に着陸した。広州の11病院から駆けつけた医療関係者と救急車はすでに駐機場で待機していた。 3分後、飛行機の入り口が開くと一人目の負傷者、都江堰・新建小学校3年生の小学生黄ゼンインは広州市第一人民病院の医療関係者にすぐに抱きかかえられ救急車に運ばれた。救急車に同乗していた医師はすぐに初期診断を行ったと5月21日の南方都市報が伝えている。
「皆で病人を取り合ってますよ」一名の医療関係者が記者に漏らした。実際は全ての負傷者には事前に番号がふられ、相応しい病院への割り振りが行われているのだが、病院側は最短の時間で負傷者を病室へ送り届け、出来る限り早く治療を行いたいとの気持ちから、我先を争って病人の「取り合い」のようになってしまっているという。
30分以内に31名の負傷者は、31台の各病院から来た救急車によってそれぞれの場所へ送り届けられた。各救急車に1名の医師と1名の看護婦が付き添っており、全11病院でそれぞれ1名から4名の負傷者を受け入れている。
これは、第1回目の四川被災地から広東地区への重症負傷者輸送であり、広東省衛生局と四川省衛生局の間での緊急協議を経て、負傷者名簿は前日の夜に確定した。今回の負傷者は皆これ以前は、成都市第6病院で治療を受けており、骨折や脳挫傷の患者が多い。昨日の医師達の緊急診察を経て、大部分の負傷者の病後の快復は順調だろうとみられている。
情報によると、今日また2度、全部で160名の負傷者が広東省に到着する予定で、広州の病院以外にも深センや佛山の指定病院でも病人を収容するようだ。現在、珠江デルタ地帯各地の病院は皆受け入れに積極的な反応を示しており、指定収容病院は17件から21件増え、広州市児童医院も6名の重症児童を受け入れ予定だ。
災害地の負傷者が広東に来て治療を受けていると知り、多くの広州市市民は皆多大な関心を寄せている。多くの病院で、市民からの電話で、いつ見舞いにいけるのか等の問い合わせを受けている。広州市第一人民病院の劉朝フイ副院長は「市民の見舞いの際には病院の医療秩序を優先させる必要があり、病人の休息の邪魔になってはならない。また、見舞いの際には極力地震当時の事情についての質問を避け、負傷者が辛い過去を思い出さないようにする必要がある」と話している。いくつかの病院では現在、市民の見舞いの手はずを整えようと考慮しているので、希望する市民は見舞う際は事前に病院へ連絡をすると良い。
「第1線で大変ご苦労様です、負傷者は私達が引き受けました、安心してください!」 広東省副省長の雷ウ藍は四川省から来た付き添いの医者の手を取りながら興奮気味に話した。昨日、雷ウ藍と衛生庁庁長の姚志彬は共に白雲飛行場に負傷者の迎えに赴いていた。受け入れ側要員は負傷者へ花束を贈り、彼らの早期快復を祈っていた。
(シンセンスクエア)
|
|