金地置業が南山宝安で11支店閉鎖

投稿日時 2007-12-18 12:02:26 | トピック: 産業・経済

不動産業を営む深セン市金地置業顧問有限公司(Shenzhen Gemdale Property Consultant Co. Ltd.)が16日、事前予告なしに南山区と宝安区の11支店を閉鎖したと深セン日報が伝えている。
同社が昨日出したプレスリリースによれば、今回の閉鎖は市場環境の変化による内部調整であり、同社は通常通り営業していると記されている。

同社の幹部職員は、今回閉鎖された支店は利益を充分に上げられていなかったために閉鎖したと説明した。

支店は日曜午後1時、事務器具などが持ち出されわずか10分で突然閉鎖された。南山区の支店に勤務するZhouさんは、「あまりにも突然のことでびっくりしました。支店長も混乱していました。会社は事前の告知もなく、また今後の我々の職に関しての説明も全くありません。」と話している。

南山区前海路と学府路の交差点付近にある同社支店も日曜の午後に施錠された。同支店も午後1時に閉鎖されたと警備員が証言しており、入り口の前貼られた紙には、「内部調整によってこの支店の業務は福田区事務所に移動しました。」と記されていた。

同社総経理のCheng Hongfeng氏は、福田区の各支店はいつも通りに営業しており、今回の南山区および宝安区各支店の閉鎖は会社全体として将来的な発展のために下された決断であることを強調した。

先月、経営者が4000万元を持ち逃げした直後に倒産した中天物業発展有限公司のケースは不動産業界に大きな衝撃を与えたが、今回の金地置業の支店が閉鎖されたことで職場を失った従業員達はこれまでの給料やその他の保証について不安を隠せない様子だ。

同社広報担当職員は、閉鎖された支店の従業員には同社を退職するか別の支店で働くかの2つの選択があるとし、仮に退職を希望するなら中国労働法に基づいてできるだけはやく退職者達と合意できるよう話を進めていくと説明した。

同職員は今回の閉鎖で何人の従業員に影響が出たのか、また閉鎖されていない支店がいくつあるのかについては明言を避けた。

一方、他社各ライバル企業は今回の閉鎖劇について比較的落ち着いた反応を示している。深セン市招商置業顧問有限公司(China Merchants Property Consultant Co. Ltd.)勤務のブローカーChen Lin氏は、金地置業の支店閉鎖は特に驚くべきことでもなく、招商置業の隣にあった金地置業支店の運営能力には問題があったことを以前から知っていたと話しており、これが市場競争の結果であることを強調した。

また同氏は、招商置業も住宅に関する新たな政策や現状の住宅価格によって少なからずとも影響を受けていること認めながらも、長期的なスタンスに立てば現在の市場動向は同社にとっていい方向に進んでいることを強調し、将来的な挑戦にも応じる自信があると語っている。

金地置業は金地グループの100%子会社で、不動産会社として登録されている。同社は1999年に設立、2005年には中国国内のトップ不動産会社の第9位にランクインした実績があると同紙では伝えている。

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