南山海岸城遂にオープン!

投稿日時 2007-12-17 15:49:37 | トピック: 生活・娯楽

来年旧正月の買い物シーズンを目の前にして南山区後海地区に新しい巨大ショッピングセンターが先週末オープンしたと深セン日報が伝えている。オープニングセレモニーが行なわれた後、南山区海岸城にオープンした真新しいジャスコでは多くの人々で賑わった。
日系小売大手のイオングループが2002年9月に経済特区に進出してから、深センで5番目の店舗となるジャスコ海岸城店は二階建、25,000平方メートルのフロア面積で多種多様な商品を販売する南中国で最高の店舗として認知されると同紙では伝えている。

ジャスコ海岸城店の店長に就任した郭振宇氏は昨日、同店舗は今後深セン市で最も人で賑わう店になることが期待されており、初日としてはいいスタートを切ることができたと思っていると語った。テスト販売として3日間開催されたプレオープンでは約3万人の来客があり、売り上げは60万元(US$81,400)に達したと同氏は説明した。

深セン大学付近に在住する主婦のChenさんはジャスコ海岸城店について、「新しい店はいろいろなものが販売されていてとても気に入りました。以前はCITIC Plazaのジャスコまで足を運んで買い物していました。今回はオープン記念なので価格は安いですが、今後商品の価格が値上がりするのが心配です。」と話した。

また2002年に深センに移住する前に日本で9年間生活していたスリランカ出身の保育士、Maxy Laneroleさんは、「日本の食料品を購入するときはいつもジャスコで買い物をしています。新しい店は他の店より商品が無理やり詰め込まれているような印象があり、多少窮屈さを感じました。また他の店に比べるとスタッフが親身になって来客にサービスしようという気持ちが足りないような気がしました。」と少々辛口のコメントを伝えた。

昨日正式オープンした海岸城は30万平方メートルの敷地に建設された高級志向のショッピングセンターとして有名ブランドや多種多様な料理を提供するレストランを含む240店以上が出店している。

海岸城の3階には万象城店に引き続き「和膳酒蔵 火間土」が2号店を今月20日にオープンさせる。経営コンサルティング会社のベンチャーリンクが経営する深セン火間土は中国国内のマスコミにも既に何度か取り上げられており、今回海岸城でオープンする2号店のインテリアは京都の有名デザイナーとの合作となる。「京都小町」をテーマにした1号店に対して、2号店は「京都の庭」をテーマに設計。料理も新メニューを大幅に登場させ、五感で日本を感じることが出来ることを狙いとしている。

この他、深センアイスホッケーチームのスポンサーとして知られている嘉禾電影有限公司(Golden Havest)は南中国最大規模の映画館を海岸城で運営する。

一方、海岸城の正反対には高級モールの南山文化中心が建設され、天虹商場やカルフールなどが出店する。4階建の天虹商場はハイエンドな客層をターゲットとした初のローカルデパートとして先週土曜日にオープンしたばかり。

昨日深センにやって来たばかりのイギリスビジネスマンのマイケル・ケイさんは、同店で500元のスーツケースを購入し、「ここは買い物するには最高の場所だね。」とインタビューに答えた。

世界第二位の規模を誇るフランス系小売大手のカルフールも間もなくオープンするが、同社は南山小売市場を巡ってジャスコ海岸城と争うことになる。

各小売大手は深セン市の東門、華強北に次ぐ第三のショッピングエリアを後海地区に構築することになるが、南山区の競合者はこれだけではない。

世界第三位の規模を誇るドイツ系小売大手のメトロがハイテック公園付近に2店舗目を先週火曜日にオープンさせており、また同店舗付近にはスゥエーデン系家具販売業のIKEAやイギリス系DYI小売業のB&Q、またフランス系スポーツ用品販売大手のDecathlonがオープンしていることから南山小売市場は更に拡大すると同時に競争が激化することが予想されている。また、8万平方メートルの敷地を誇る華僑城の益田暇日広場の建設も完成に近づいており、ZaraやArmaniなどの国際的に有名なブランド店が出店することになっている。

南山区はこれまで国際的な小売業者から市場として重要視されていなかった経緯があったが、2000年に世界最大の小売業者ウォルマートが蛇口にオープン、また海雅がその付近にアウトレットをオープンさせて以来、この地域に住む消費者らはこれら2つの小売店で買い物をしてきた。

2004年に深セン地鉄が開通してからは深セン市の中心が福田区に向かって西へ移行する傾向が見られるようになり、このことから南山区も厳密的な都市との繋がりが深くなってきている。

南山区は西部通道が今年7月1日の香港返還10周年に開通したことから香港との距離がより近くなり、また深セン湾口岸付近の広深高速路が広州市との結びつきを強化したことから、南山区は有名国内小売業者のみならず世界的な小売業者にとってなくてはならない市場に豹変しつつあると同紙では伝えている。

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