
液化天然ガススポット価格高騰
投稿日時 2007-12-4 12:26:05 | トピック: 環境・天気
| 冬の季節に入るにあたり液化天然ガスの価格が上昇していることから市政府がスポット市場からのLNGスポットカーゴの購買を停止したと先週木曜日に国内唯一の輸入業者が語ったと深セン日報が伝えている。 深センに拠点を持つ広東大鵬液化天然気有限公司は11月と12月の液化天然ガスのスポットカーゴ購入計画はないと職員が話している。この職員は社内規定のため匿名で情報を提供したと同紙では伝えた。
中国は大鵬ガスコンビナート基地が2006年5月から操業を開始して以来、オーストラリアからの長期契約を補完するため、オマーン、アルジェリア、ナイジェリアからの7つのスポットカーゴを購入していた。中国が現行でスポットカーゴの最高額の支払いを行なった後、輸入量は10月になりここ4ヶ月で最も安い価格にまで下落していることを先週北京で発表された関税指数が示している。
ロンドンに拠点のあるCitigroup Global Markets Inc.のアナリスト、David Thomas氏は、アジアにおける液化天然ガスの価格は4月まではこの状態を推移するだろうと語っている。
液化天然ガスの価格はアジアのライバルである日本及び韓国からの需要で押し上げられたものであり、中国は少なくとも3月まではスポットカーゴの購買を再開することはないだろうと職員は話した。
広東大鵬液化天然気有限公司の董事長であるThomas King氏は、購買に関する詳細について述べるのを避けたが、同社は国際的な液化天然ガス産業と足並みを揃えた液化天然ガスの調達を行い、広東と香港の顧客の需要を満たすために努力する。」と話した。
日本の東京電力は世界で最も大きな原子力発電所である柏崎刈羽原子力発電所を7月の地震で閉鎖した後、来年度の実績として液化天然ガスの輸入を増加する計画を立てている。韓国は本格的な冬が訪れる前に備蓄を確保するために液化天然ガスの購入を増加させていると、シティグループのDavid Thomas氏は書いている。
中国は先月7月以来最小となる29万6,305立方メートルの液化天然ガスを輸入したと税関当局は11月22日に話していおり、これらの購買はアルジェリアからのスポットカーゴが6万68トンで100万BTU当たりUS$9.25、オーストラリアからは100万BTUあたりUS$3.19の契約で23万6,238トンが輸入された。
先月アルジェリアからの貨物に支払った価格は4月にオマーンからの液化天然ガスに支払った100万BTU当たり8.46USドルの価格を超え、また7月には100万BTU当たり8.79USドルがアルジェリアからの液化天然ガスに支払われた。
深センは今後25年間オーストラリアから1年あたりおよそ330万トンの液化天然ガスを購入する契約を結んでいる。
液化天然ガスは液体状に冷却した天然ガスでありパイプラインを繋げられない地域へ船舶輸送するために摂氏マイナス161度(華氏マイナス259度)で元の体積の600分の1にまで圧縮させたものである。現地へ到着次第それはガスへ還元され、発電所や工場、家庭へ分配される。
※1 BTU (British thermal units/英熱量) 「BTU」とは、アメリカにおいて、空調設計等、熱量計算をする場合に出てくる単位で日本語では「英熱量(えいねつりょう)」と訳されている。ヤード・ポンド法のエネルギー・仕事・熱量の単位で米国と英国のみで利用されている。ちなみに、この単位の定義としては、「1 lb の水の温度を 1 °F 上げるのに必要な熱量」となっている「lb」 とは「ポンド」のことで 約454g、「°F」とは華氏のことで、摂氏(°C)の 9分の5 になっている。
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(シンセンスクエア)
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