有害物質含む玩具会社が謝罪表明

投稿日時 2007-11-29 13:17:16 | トピック: 産業・経済

人体に有害な玩具を製造したとして大規模なリコールを行っている深セン工場親会社の香港企業が深セン市で正式な謝罪を表明したと深セン日報が伝えている。

問題となったビーズの玩具は有毒な化学物質が含まれており、人間が飲み込むと意識不明、呼吸機能低下、けいれんなどを引き起こし、場合によっては死に至ることもあるという。
アメリカでは既に9人、オーストラリアでは3人の子供達が犠牲になっている。親会社のHong Kong Jssy Ltd.社長、リャオ ジュヤン氏(Liao Juyuan)は、記者会見で「犠牲になった子供達やそのご家族には大変申し訳ないと思っている。」と話し、また「今回のケースで「中国製ブランド」の信頼性を世界的に著しく低下させてしまったことを申し訳なく思う。」と語った。

製品の安全性を巡って中国玩具会社が謝罪したのは今回が初めてのことだと同紙では伝えた。

龍崗区旺奇製造工場(Wangqi Product Factory)で製造された問題のビーズ玩具には、1,4-ブタンジオールという有毒な化学物質が含まれていた。

オーストラリア拠点のムースエンタプライズ社(Moose Enterprises)の代理販売会社であるHong Kong Jssy Ltd.は玩具の製造を深センの工場に外注していた。

問題となった玩具はプラスチックのビーズを並べて水をかけるとビーズ同士が膨張し互いに融着して作品が作れるクラフト玩具で、同社はムース社から受け取ったサンプルを元に約1年の研究を行なった末に問題となった化学物質を採用したと発表した。

リャオ社長は同社が既に1000万USドルの損失が発生していることも明らかにした。

問題となった玩具はアメリカではAqua Dots、オーストラリアではBindeezという商品名で発売されたが、各国で犠牲者が多発していることから世界的なリコールへと発展した。


<この記事に関連するサイト>
  • 徒然ぱせり- 北California日記 -「Aqua Dots」リコール



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