
中国開発新スーパーコンピュータ
投稿日時 2007-10-30 12:05:00 | トピック: 産業・経済
| 中国が独自に開発しているスーパーコンピュータ曙光5000A(Dawning)が来年後半に正式に初披露されると深セン日報が伝えている。
このスーパーコンピュータは中国が独自に開発した中央演算処理装置(CPU)、龍芯III(Longxin)を採用すると26日(金)に深センで開かれた会議で発表された。 曙光5000Aはこれまで中国で最も処理能力が速いとされている曙光4000Aの10倍の速度になると専門家は話している。
国家レベルでインテリジェントコンピュータシステムの研究開発を行っている中国科学院計算技術研究所のディレクターであり、またスーパーコンピュータ設計の中心人物でもある孫凝暉氏はこのプロジェクトは中国のコンピュータ産業の指標となり得るものだと語った。
同氏は、このプロジェクトは中国がアメリカや日本の研究開発レベルに近づきあることを証明していると話している。
また同氏は、更に進化した曙光5000Lが2010年には市場で販売されることを明らかにした。
コンピュータ製造会社の曙光による曙光4000Aが2004年に発表された当時、曙光4000Aは世界でもトップ10に入る性能を実現していたが、他国によるスーパーコンピュータの開発競争が激化して17位に転落、去年は31位にまで順位を落としていた。
中国は世界のスーパーコンピュータ、トップ500台のうち、全体の3.8パーセントを占める19台のスーパーコンピュータを保持しており、これはアメリカ、ドイツ、イギリスに次ぐ保持数だ。
スーパーコンピュータの開発は科学研究における国家の技術力を測る指標とされている。近年では国家間で開発競争が激化しており、よりエネルギー消費が低く、高いパフォーマンスを実現するスーパーコンピュータの研究開発が各国で繰り広げられている。
曙光社が先導する中国のスーパーコンピュータ開発会社は過去10年の間に目覚しい発展を遂げており、エネルギー、宇宙、教育など幅広い産業でその技術が採用されている。同社はこれまで先進諸国による技術的独占を打ち破るだけでなく、中国にとって莫大な資金を節約するのに大いに貢献していると同紙では伝えている。
(シンセンスクエア)
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