
紙製エアチケットからE-チケットへ
投稿日時 2006-10-18 13:38:46 | トピック: 交通機関
| 紙製のエアチケットをE-チケットへ移行する動きが活発になってきていると深セン日報が伝えている。この試みは既に他の地域で開始されており、深センで実行すれば年間3000万元(375万USドル)のコスト削減が可能になると深セン航空のスポークスマンが話している。 中国航空運送協会(CATA)では今月13日に国際航空運送協会(IATA)からの通知を受けて、16日から紙製のエアチケットの発行を廃止し中国全土全ての代理店に対しE-チケットの発行を指示している。IATAでは同協会の会員である261社の航空会社に対し2007年度までに紙製のエアチケットを廃止するよう要求している。
紙製のエアチケットは1枚につき20元のコストが発生する。毎年およそ1500万人の旅行者が深センから出発していて、今回の取り組みによって約3000万元コスト削減が期待されていると深セン航空のHou Bin氏が話している。
紙製エアチケットは全廃されるのではなく国際フライトに関しては暫く使用される模様で、また既に発行された紙製チケットについては有効期限が切れるまで使用可能となっている。
ローカルのチケット販売代理店では毎週月曜日にオンラインで紙製チケットの発行をIATAに要請し、毎週火曜日以降に中国工商銀行のシンセン支店本部で受け取っていた。深セン航空に勤務する女性(匿名希望)の話によると、先週の月曜日に全ての紙製チケットを受理しいづれも1ヶ月以内に使用され、それ以降は事実上E-チケットで対応することになると話している。
ただし、2歳以下の幼児に適用される幼児用チケット(大人の価格の10%)や傷痍軍人に適用されるディスカウントチケットに関しては今後も紙製のエアチケットが使用されることになると同紙は伝えている。
井岡山、Linzhi、 満洲里、 通遼、牡丹江、西双版納は現状では十分なコンピュータシステムが整備されていないため、E−チケットは発行されない。
2005年度の統計では2004年9月からE-チケットへの移行開始以来全体の20パーセントを占める2000万枚のE−チケットが発行されたと発表している。各航空会社のE-チケットへの移行はかなり早いスピードで実施されてきたと言えるだろう。現在中国では28の航空会社がE-チケットを発行している。
E-チケットの使用は旅行者にとっても大変便利であることは確かだが、中には代理店が発行したコードと身分証明書の提出だけで搭乗できてしまうことに少なからずの不安を覚える人々もいると中国南方航空に勤務するLi Zhen氏が話している。
また、仕事で飛行機を利用する客には会社で払い戻しを行う際に明細書の提出が必要なため紙製のエアチケットを好むビジネスマンもいると同氏は話している。
国家税務局は今年6月からフライトスケジュールフォームの規定書類を準備し、旅行者が明細書として正式に提出できるものとして発行している。この動きはE-チケットを広げる大きな立役者となるだろうと同氏は話している。
(シンセンスクエア)
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