深センが地震監視システム計画発表

投稿日時 2006-9-20 16:44:07 | トピック: 環境・天気

深セン市政府は地震監視システムを構築するため2400万元(US$300万)の投資を今年行うことを発表したと深セン日報が伝えている。この地震監視システムは最低でも1.5リヒタースケール(地震のマグニチュードを示すスケール)の地震を感知する事ができると地方地震局が19日発表した。
地方地震局の副ディレクターYan氏は18日のラジオによる発表で、市の主要な建物や救命ラインシステムの耐震対策に700万元、5箇所の地震監視ステーションの設置や2箇所の地震予知点の設置に1000万元が充てられると伝えている。残りの700万元は市の地理的な状況を評価する専門施設の設立に充てられる。契約は既に今年8月に締結済み。

また、Yan氏によると向こう4年間に、主要公園やショッピングセンターに巨大な地震シェルターを建築する計画があることを明らかにした。

実際に大規模な地震が発生した際には、救命チーム、消防隊員、そして地元のボランティアが非難活動や交通手段の確保をおこなうとしている。

地震局のスポークスマンZhou氏は、これらの計画は大規模な地震が発生する確率とは何の関連性がないとした上で、あくまで不測の事態を想定した事前準備であることと、市の11回目の5カ年開発計画の一環として実行されることを強調した。

地方地震局の副ディレクターYan氏は現在予測可能な範囲内では深セン市が大地震によって混乱する可能性は極めて低いと話している。

1918年に深センから約450キロ離れた汕頭市で7.3のリヒタースケールの大地震が発生し、このときに福田区のみが地震の影響を受けたことがわかっているが、それ以外では深センは大地震の経験はないと同紙は伝えている。

地方地震局によると、深センサファリパークと光明農場に新たに地震予知地点を設置し、動物を通して地震の予兆を察知することも計画されている。

5箇所の地震監視ステーションは梅林、蛇口、石岩、大鵬、坪地では既に6月から建設が始まっており、今年の12月には完成する予定であると同紙は伝えている。

新たな地震監視ステーションは深セン市民が地震情報をいちはやく、そしてより正確に得る手助けをすることになるだろうと自然災害防治研究所のZhou氏は話している。

深センでは湛江市と珠江川の河口付近を震源地とした小規模な地震を今月の14日と17日に観測している。これらの2つの地震による怪我や被害の報告はこれまでにない。

1990年以降に深セン市内で建てられた全ての建築物はリヒタースケールでマグニチュード5の耐震性を実現している。地王大廈はマグニチュード6の耐震性、大亞海湾核能発電所はマグニチュード7の耐震性を実現している。

(シンセンスクエア)



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