
初の中米共同で海賊版ソフト摘発
投稿日時 2007-7-25 13:16:50 | トピック: 産業・経済
| 中国当局と米国当局は一連の共同活動において偽造ソフトの製造及び販売を行ったとされる25名を逮捕したと中国公安省が深センで開かれた記者会見で発表したと深セン日報が伝えている。
容疑者らは上海と深センの2つの多国籍シンジケートに所属しており、伝えられるところではマイクロソフトとノートンソフトウェアの海賊版の製造と販売を行っていた。 容疑者達は中国公安部と米国連邦捜査局(FBI)によるこれまでに前例のない共同取り締まりによる活動において今月逮捕されたと同部経済犯罪偵査局副局長の高峰氏が語った。
今回の取り締まりキャンペーンにより、25人の容疑者を逮捕した他、36万本の海賊版ソフトと6千万元(US$7.9百万)相当の所有物を押収したと高副局長は発表した。
上海では、海賊版ソフトを製造していたとされる犯罪グループが摘発され、首謀者を含む11人が逮捕された。
首謀者であるMa Kepei容疑者は海賊版ソフトの製造及び配布を行い著作権と商標権を侵害したとして、2003年米国ニューヨークで初めて起訴されている。
その後Ma容疑者は中国に戻り、偽名を使って海賊版ソフトの製造及び配布を繰り返していた。
高副局長は、「上海で首謀者を含めた犯罪グループの検挙に至ったのは、FBI当局が中国当局に対し相当な支援体制を提供した面が大きい。」と伝えた。
一方深センでは、海賊版ソフトを製造し世界中に配布したとされる犯罪グループの14人が逮捕された。
知的財産権の保護は捜査当局、民間企業、そして市民らの努力と協力が不可欠だと高副局長は話している。
また同氏は、「国際社会は海賊版ソフトの製造及び販売行為の責任を負わなければならないが、残念ながら現状ではまだその責任を果たしているとは言えない。」と話し、「我々は中国企業がその社会的責任を果たしていくよう要求すると同時に、他国企業にも同じ責任を共有するよう要求していきたい。」と語った。
北京のFBI当局法律関連の公員、スティーブン・ヘンダーショット氏は正規版証明書の偽造が金になるビジネスであることを指摘し、今回のキャンペーンでは正規版証明書も押収したことを明らかにした。
同氏は、「正規版証明書の大量偽造は海賊版ソフトのCDを販売するよりも金になるとして、その行為は偽札を製造するのに匹敵する。」と話している。
また、偽造製品はだいたい十数元から数百元でアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどに販売されていることを同氏は明らかにしたが、今回摘発したシンジゲートがこれらに関与していたかについては明言を避けたと同紙では伝えている。
また同氏は、現在進行中の中米共同摘発キャンペーンにより、更なる逮捕者が出てくる可能性があると話している。
(シンセンスクエア)
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