北京オリンピック期間中の警備強化を理由として香港経由で中国本土に入国する外国人へのビザ規制がようやく緩和されたと深セン市および香港の関連当局筋が先週金曜日に発言したと深セン日報が伝えている。
"グループ観光を対象として香港から広東省に陸路で入国する際に取得する144時間ビザはオリンピック期間中は発行されていなかったが、今月16日から発行が再開されていると深セン市政府旅遊局の副局長のイー・ネンチャン氏が深セン日報による独占インタビューの中で発言した。
しかし、グループ観光ビザの参加者数はこれまで5人だったのが3人にまで制限されていると同氏は説明している。また同氏は旅行代理店からの直接の報告はまだないが、当局が規制を緩和した後には中国本土を旅行する外国人の数が大幅に増加することを予想していると語った。
中国本土へ入国するビザ発行の権限を持つ中国外交部駐香港特別行政区特派員公署もこの度ビザ規制が緩和されたことを正式に認めた。
これによりオリンピック期間中に発行を限定されていたマルチビザは、今後多くの外国人が取得できるようになる。またフィリピン国籍などオリンピック期間中に香港でビザの取得が困難だった外国人も現在15日間滞在ビザが取得できるようになっていると当局勤務の匿名希望の公務員が話したと同紙では伝えているが、今後どのくらい緩和されるのか明らかにしていない。
しかしながらビザ規制緩和の動きが見られるものの、当局は大量のビザ申請の対応に忙殺されるため、外国人は香港入りする前に本国でビザを取得したほうが間違いがないだろうと公務員が話したと伝えている。
一方、ビザ規制によって不便を極めた外国人の間では規制緩和の動きに多くの喜びの声が上がっている。インド国籍のサブハシュ・アガルワルさんは、「深セン在住の海外ビジネスマンにとっては何よりの朗報である。自分のビジネスパートナーや妹を深センに呼び寄せることができるようになりとても嬉しい。中国経済にとってもプラスに働くだろう。」と話している。
(シンセンスクエア)


