11のバスルートで運行している120台以上の深センバスに偽硬貨や偽紙幣を検知する機械が先週から取り付けられ運行を開始したと深セン日報が伝えている。
この機械は偽硬貨や偽紙幣を瞬時に検知することができ、贋物と判断された場合は乗客に返却される仕組みになっている。現在深セン駅、布吉、梅林、華僑村、サファリパークなどで停車する102、103、104、106、108で運用が開始されている。
深センバスによると、この機械は1台4000元(US$500)で、その効果が徐々に出てきていると話している。
同社のスポークスマンLiu氏によれば、この機械の運用前は売上金の中に毎日4000元〜5000元の偽金が含まれていたが、運用を開始してから偽金の数が減り続けていると話している。
同氏によると、この機械は98パーセントの確率で偽硬貨や偽紙幣を検知することができ、中国人民銀行や国家質量監督検験検疫總局からも公式承認を受けているという。
しかしながら、乗客の間では否定的な意見もあるようだ。この機械が使用され始めてからバスに乗り込む時間が長くなってしまうためだ。
「全ての現金が偽金でないかどうか確認してからでないとバスは発車しない。」と香蜜湖からルート224を利用している乗客は今回の新たな試みに困惑している様子だ。
しかしながら、偽金は深センバスにとって深刻な頭痛の種となっている。160のルートで運行しているバスから毎日集められる売上金のうち4万元は偽金で、そのうち90パーセント以上が1元硬貨の偽硬貨だと話している。
殆んどのバスでは添乗員がおらず、また運転手が運賃を受け取ることは禁じられているため、偽金の使用から年間2000万元の損失が発生しており、この数字は売り上げ全体の2.5パーセントを占めていると同社のスポークスマンは話している。
同社は現在120万の偽硬貨を含む4000万枚の硬貨を交通銀行で保管している。なお、偽金検知機はルート25で今年6月から初めて運用が開始された。
(シンセンスクエア)


