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事件・事故 : 深セン大手クリスマスツリー製造会社倒産
投稿者: WebCrew_03 投稿日時: 2008-1-4 12:43:17 (282 ヒット)

宝吉工芸品(深セン)有限公司の経営者が数百万元の借金を残して忽然と姿を消した後、工場の周りには借金の支払いを求める取引業者や未払い賃金の支払いを求める元従業員など数百人が取り囲んだ南方都市報が伝えている。


同社は人工のクリスマスツリーを生産する世界で最も規模の大きい会社の1つとして知られていたが今月2日(水)に閉鎖された。

工場の警備員によれば、経営者はここ数日出社しておらず、いつ戻ってくるのかは分からないと話していると同紙では伝えている。

深セン、東莞、香港、台湾から約40人の業者らが同社から金を回収しようと一同に集まった。その殆どの支払期日は去年の11月だったが今だ支払いは行われていないという。

台湾資本の怡彩顔料塑膠廠のマネージャー、Xu Siyuanさんによれば、宝吉工芸品社は同社に対し200万元以上(US$273,973)の支払いがあると語った。宝吉工芸品社は同社の大口の取引先で長年数千万元近い取引を行なってきたという。

同社は宝吉工芸品社にプラスチック製のクリスマスツリーの枝を納品しており、11月の時点で800万元の支払いがあったがそのうち500万元を何とか回収することができた。今回のように宝吉工芸品社による支払いが滞ったことは今までになく、非常に困惑しているとXuさんは話している。

また同紙は、何人もの業者に11月の支払い期限で3百万元から4万元の支払いが行なわれていないと伝えた。各業者はこの2ヶ月の間宝吉工芸品社に対してできるだけはやく支払いをするよう要求してきたが、それぞれが何らかの理由を付けて支払いが行なわれなかった。

支払いを求めるある男性(匿名希望)は、宝吉工芸品社の購買部が先月既に閉鎖されていたと証言している。

一方、同社で働いていた数百人もの従業員らは過去数ヶ月の間で賃金も支払われることもなく解雇されていた。

従業員の話によると、同社は去年6月に工場で2年間働くことと引き換えに2年間の月給を支給する契約にサインするよう言われたと話している。

同社は1989年に香港系列宝途集団の子会社として3億HKドルの投資で深セン市布吉鎮に設立された。同社の主要な事業は人工クリスマスツリーの生産で、長年ヨーロッパ、北アメリカなどで人気商品として販売されていた。

また米国の投資会社カーライルグループ(Carlyle Group)から巨額のベンチャーキャピタルが投じられていたが、同社は宝吉工芸品社の経営方針に意見の相違があったとして資本を引き出している。

このため宝吉工芸品社は工場運営の資金不足に陥ったと香港の債権者が匿名を条件に証言している。なお、HSBC銀行が今後債権者に代わって宝吉工芸品社の債権の対応にあたることになると同紙では伝えている。

香港企業債務托管局は1月2日(水)の時点で宝吉工芸品社の倒産を確認していない。


(シンセンスクエア)

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