26日(月)、深セン国際空港の上空に気球が浮いているのが発見され、着陸前の5機の航空機がやむを得ず空中旋回を強いられ、他に4機の航空機が離陸を妨げられたと深セン日報が伝えている。
気球は撃ち落され、それを飛ばした会社は罰金を課せられた。
昨日の中国紙の報道では、今年に入ってからこういった類の事件が少なくても15件記録されていたと伝えている。各紙では一歩間違えば多くの死傷者が出る墜落事故に繋がると報道した。
空港職員は月曜日の午後12時20分頃空港の近くの村の上空で黒い点を発見、確認してみたところ広告用アドスクリーンが結ばれている水素気球であることがわかった。空港当局は航空機の運行を妨害する可能性があると判断し、午後12時30分頃気球を撃ち落として、中の水素を抜く作業をおこなった。
調査の結果、深セン力○(月へんに生きる)電子科技有限公司(Shenzhen Lisheng Electronics Co. Ltd.)の気球である事が判明し、会社が祝典のために飛ばしたものであった。市の気象台当局は同社に対しに2万元の罰金を課す事を決定した。
「気球が空港に影響を及ぼしたのはこれで2度目です。」と従業員は話しており、また前日には2つの気球が空港内区域で発見されたという。大きな事故には繋がらなかったものの、各航空会社は無駄な働力を使わされ混乱しとんだ迷惑だと話している。
中国では祝典の際水素気球を飛ばすことが通例となっており、多くのケースでは気象当局が気球を飛ばした者を特定することは不可能だという。通常では水素気球を1個飛ばすのに200元から300元ほどかかると同紙では伝えている。
深セン航空管理ステーションの局長、Tian Helin氏によれば、一度水素気球が放たれると民間航空機の飛行航路およそ1万から1万5000メートルの高度に達することが可能だという。
航空機は通常秒速300メートルで飛行していることから、この速度で航空機が気球と衝突たり、あるいは気球がエンジンに吸い込まれたりしたら、航空機は墜落し多くの犠牲者が出ることもあるだろうと語った。
深セン空港の安全な運営を確立するため、宝安区や龍崗区を含む深センの3分の2の地域では気球を飛ばすことが禁止されている。
市の気象台は10月1日の市民中心での国旗掲揚の最中に巨大な気球を飛ばすという政府機関による要求を9月に拒否している。
また昨年の12月には副市長である呂鋭鋒氏が国際ユニバーシアード連盟評価チームのメンバーを歓迎する祝典で100個の気球を飛ばすという同大会準備委員会の計画を中止させている。
(シンセンスクエア)


