深センの大手デパートにあるSK−IIのテナントで来月から同製品の販売が再開されると深セン日報が伝えている。中国規制管理局から営業再開の許可がようやくでたことを受けて、プロクター&ギャンブル(P&G)が24日に公式発表をおこなったと同紙は伝えている。
深センウォルマートの広報部長であるHuang Jianling氏によれば、公式発表のあった24日にP&G社に確認し、現在同社販売部からの連絡を待っているところだと話している。また、同氏は、P&Gから詳細なスケジュールの連絡があり次第、ウォルマートやSam's ClubでもSK−II製品の販売を同社テナントで再開すると話している。
羅湖にある西武(Citic Plaza SEIBU)の販売部長であるLiang氏は、同販売店でもSK−IIの販売を11月から再開することを明らかにしている。なお、広州P&GのSK−II広報部長Liu Ling氏からのコメントは確認できていない。
ロイター通信社は24日、P&Gが1ヶ月の営業停止命令を受けてから初めて同社がSK−IIスキンケア製品の販売を中国で再開させることを伝えている。
P&G社のスポークスマンCharles Zhang氏はいいタイミングで販売を再開させることができそうだとコメントを発表している。
同社は今年9月後半に中国の品質監視機関から化粧品としての安全性に不備があるとして販売停止命令を受けていた。Zhang氏はこれらの不備が解決されたことを強調した。
同社の美白化粧品、フェイシャルクリーム、サンブロックは日本で製造され、アメリカ、カナダ、日本、韓国、シンガポール、オーストラリアなど14カ国で販売されている。
中国品質監視機関と衛生局が営業停止を解除した直後、P&G社は製品に含まれている危険と指摘された物質について健康に害を及ぼすようなものではないと判断したと発表した。
品質検査局と進出口商品検験局は日本から輸入されたSK−II製品の中にクロムとネオジムを検出したと9月に発表していたが、その後各局は原料に微量に含まれるこれらの成分が製造の過程で製品に含まれることがあり、同社が意図的に調合したわけではないと判断した。
今回指摘されたクロムとネオジムを化粧品に使用することは現在中国で禁止されている。クロムは発癌性のある物質で、また湿疹を引き起こすとで知られている。ネオジムは磁石などに使われており、目や肌の炎症を引き起こすことで知られている。
同様の騒ぎは韓国でも起こっており、同国の食品薬物規制機関は今月初めに健康に害を及ぼすようなリスクはないと発表している。
(シンセンスクエア)


