南米で仕事があるといって職業紹介所が山西省から深センに100人以上の農夫たちを誘い出し、経営者は金を持ち逃げしたという事件が報道されている。被害者らは現在深センに足留めされていると深セン日報が伝えている。
太源万思哲商務信息咨詢有限公司(雇用紹介所)は8月の中旬に山西省の新聞に、パラグアイで働く建設労働者、技術者および料理人を探しているとした広告を掲載した。
広告によると、建設労働者はパラグアイで3年間で25万元の収入を得るとされ、技術者には少なくとも1年でおよそ22万元を支払うと示されていた。
広告は五台県と定襄県から山西省の省都太源までの117人の農夫を誘い出し、彼らは紹介所に申込をおこなった。それぞれ農夫は紹介所に1万5千元から3万5千元の申込金を支払ったという。彼らはまたビザ取得のために3千元、パスポート取得に5千元、採用試験に150元、健康診断のために295元を支払ったと中国紙が報道した。
紹介所の経営者Lin Jiaは多くの外国人を太源市に連れて来たり、外国の高官と一緒に写っている写真を見せて巧みに農夫たちを信用させていた。
農夫たちはパラグライへ向けて発つために深センに水曜日の午後11時に到着したがLinは約束の場所に現れなかった。
農夫たちの代理人となっているGaoさんは土曜日に南方都市報の取材で、Gaoさんらが列車で深センに到着する直前、Linから「台湾に戻る」としたメッセージが送られてきたと話している。
金曜日に深セン駅のバス発着所付近の地面に座った農夫たちは家に帰るお金さえないと話していた。何人かの農夫たちは、親戚や友達、銀行などからお金を借りてきているため、あえて家に戻ることもせず、何をしてよいかもわからずにいるという。
太源万思哲商務信息咨詢有限公司の幹部であるGao Hongjinag氏は、土曜日の深セン特区報で、人材募集が詐欺だったことは知らなかったと話している。彼は別の職業紹介所で働いていた6月に初めてLinに会ったと話した。Linは8月に自らの職業紹介所を立ち上げようとしていたとして、Gao氏はLinの会社がより発展性があると信じて以前の会社を退職してLinの会社に就職した。LinはGao氏以外に4人の人々を雇っている。
Gao氏は報道で木曜日に山西省の警察に通報したと話したが、事件はまだ捜査中とだという。
金曜日に羅湖区政府は農夫たちから事情聴取するため区の労働者当局の職員を建設路に派遣した。翌日土曜日、農夫たちは南湖社区の住民から食事と宿泊先を提供された。南湖警察は農夫たちの申し立てについて記録を取っていると同紙では伝えている。
(シンセンスクエア)


