北京で開催されたフォーラムで発表されたアンケート調査で深セン市が中国本土で一番住みやすい市に選ばれていることが20日明らかになった。
生活の質を問う調査結果において、深セン市が1位、2位に青島市、3位に杭州市が選ばれたと深セン特区日報が伝えている。
今回の調査を指揮した都市開発国際研究所のLiang Yuming氏は、高いGDP(国内総生産)数値や一人当たりのGDPが高いことが市民の生活の質を高めることにはならないとコメントを発表している。
今後中国各都市に求められている急務とは、経済に重点を置きすぎた過剰な開発ではなく、生活の質を向上させることを最重要課題とした開発であると話した。また、生活の質は各都市に対する評価を課する基準であることを強調した。
Lian氏は生活の質が最も高い都市として選ばれた深セン市に祝辞を述べ、深セン市がこれまでに行ってきた数々の都市開発マネージメントへの感謝の意を表した。
同氏は、深セン市はこれまでにスピードを追及してきたが、今は既に効率化を追及し始めているとした上で、市民が富を増やせるための重要な改革と、生活の質を高めるための包括的な開発を行ってきたことを強調した。
20日に発表された調査結果は287都市がリストアップされている。ランキングの評価は住民の収入、交通便、教育、社会保険制度、医療機関、公共安全、自然環境、文化、娯楽、失業率などの一連した基準を基に作成された。この調査にはおよそ80万人がインターネットを介して参加した。
<住みやすい中国の都市トップ10>
1位 深セン 6位 无錫
2位 青島 7位 烟台
3位 杭州 8位 蘇州
4位 寧波 9位 東莞
5位 上海 10位 大連
寧波、上海、无錫、烟台、蘇州、東莞、大連などがトップ10にランクインしている。去年4位にランクインした北京はトップ10からランクアウトし、今年は14位にまで順位を落としている。また、北京は交通渋滞が最もひどい都市として60パーセント以上の人々が満足していないという結果が出ている。
36の大中規模の都市で生活する人々は、住宅費、公共安全、雇用などで満足していないことを挙げ、また小規模の都市で生活する人々は娯楽施設の少なさなどに不満を持っていることを挙げている。
調査結果によると、287都市の中で最も住みたくない都市は安徽省の陸安市が選ばれている。
(シンセンスクエア)


