何もないのにただお金がもらえるとした要求に対し、ウェブサイトで銀行口座の詳細を明らかにしてしまった深センのインターネットユーザーは、銀行口座をハックされ、お金を盗まれてしまったと深セン特区報が伝えている。
被害者(匿名)は水曜日の午後、中国で最も人気のある投資サイトである東方財富网の股●(口へんに巴)Guba.com.cnに自分の名前、銀行口座番号を掲載した後、口座から5000元を盗まれてしまったと話している。
被害者は水曜日に、取引していた中国招商銀行の株券がその日に242.47%も跳ね上がり、3億元(4000万USドル)以上もの利益を得たと主張する男性の掲示板への書き込みを読んだと話している。
書込みの主は、男性が株取引で得た収益の1億元を株投資で損失を被った一般投資家へ分配することを決めたと書き込んでおり、内容について疑いを持ったユーザは何人かいたものの、書き込みはすぐに多くのインターネットユーザーの関心を引いた。
こんなに簡単にお金が手に入るはずがないとした返信もあったが、多くの人々が自分の銀行口座の詳細を書込んで、この投稿に応じた。
被害者が書き込みを信じたいきさつは次の通りであった。
大学生だと主張するあるユーザーは、来年の授業料のための金を得たいが為に、株式市場に全ての金を投資したという書き込みをした。しかし彼は授業料を含む全ての金を失ったという。
学生は掲示板で自分の口座の詳細を明らかにし、善良な人々にお金を振り込んでもらうよう促した。また、他に何人かのユーザの名前と銀行口座番号も書き込みの後に残っていたという。
2時間後、学生は彼の銀行口座に3000元が振り込まれていたと主張する書き込みをした。どこの誰かもわからないが、本当に感謝しているとした書き込みがなされていたのだ。
更に2人のユーザーが自分たちの銀行口座に寄付金が入金されたとする書込みを投稿してあった。
被害者達はこの書込みを読んで信頼してしまったという。被害者の1人は「私は株でかなりの貯蓄を失っていて、それで我を忘れて書込みを信じてしまいました。」と話している。
同紙では更に多くの人々が同じ手口で金を盗まれたと伝えている。
国営銀行のウェブサイトの管理をしているIT技術者(匿名)によると、銀行口座のパスワードは口座名と口座番号があればハッカーによって解読されてしまうと話している。銀行口座に関するどんな情報も決してオンラインで明らかにしないでほしいと、技術者は話している。
(シンセンスクエア)


