ホワイトカラーの独身香港人女性が将来の結婚相手を中国で探す傾向が強まっていると南方都市報が伝えている。
香港統計局が今月初めに発表した内容によれば、香港在住の結婚適齢期の香港人女性5人に1人が、男性と女性の数に大きな相違があることから香港以外で結婚相手を探そうとしている傾向があることがわかった。
2003年にはおよそ2400人の香港人女性が本土の男性との婚姻届を提出しており、去年は6483人の3倍にまで数字が跳ね上がっている。
1997年以降、香港人が境界の向こうで配偶者を見つけるというかつての伝統は、より緊密な結びつきが香港と本土の間で強まるにつれ次第に育まれてきているようだ。昨年、このような国境を越えた国際結婚が合計24,000件登録されたと同紙では伝えている。
中年層のコンテナトラックドライバーや港の作業員などブルーカラー(肉体労働者)の男性は香港で将来の妻を見つけられないでいた時代があった。彼らの給料は香港で働く専門職の人々と比べると低かったため、香港女性からすると結婚の対象にはならなかったのだ。
このため、15年前は、彼らの存在が本土の男性にとってまさにライバルだったといえる時代だった。彼らの多くは既に40代に達しているが、自分の配偶者を見つけようと境界線を超えて、20歳も離れた年下の花嫁と結婚するケースが目立っていた。
中には珠江デルタ地域で第二、第三婦人まで娶ってしまう香港人男性もいたという。このような形で結ばれたカップルは年齢差が大きいことから価値観の不一致で離婚してしまったり、あるいは女性側が始めから香港の住民権の取得を目的としてお互いに同意の下、結婚して直ぐに離婚するケースが多々見られた。
羅湖区の結婚仲介所の話では、より多くの香港出身の女性が本土の男性との結婚を希望する傾向にあることを指摘した。
統計によれば、1986年には僅か675人の香港人女性が本土の男性と結婚したが、去年は6483人の女性が本土の男性と結婚している。
結婚仲介所勤務のHuさんの話では、今年になって28人の香港人女性が結婚仲介所に登録したそうだ。そのうちの半数は結婚暦がない女性達で、最も若い女性はソーシャルワーカーとして働く28歳の女性だと言う。容姿も全く劣らず、とてもかわいらしい女性だと話した。
香港人女性は結婚したい候補がもはや香港にいないことから、狙いを本土に定めつつあるという。統計によれば、50,300人の香港花婿のうち18,000人が去年本土の花嫁と結婚している。また、およそ10,000人の独身男性が婚姻届を提出する際に必要な独身証明書の発行を申し込んでいる。
香港では過去20年に渡って、男性と女性の数の相違が格段と広がっている。1981には女性1000人に対し男性の数が1087人だったが、去年は女性1000人に対し男性の数が929人にまで落ち込んでいる。特に数の相違が目立つのは25歳から40歳の年齢層で、この傾向が2036年まで続くと仮定すると、男性3人に対して未婚女性が5人という状態にまでなると推測されている。
典型的な香港人女性とは、独立して教養もあり高給取りで、男性としては中々口説きにくいタイプであることが通説となっているが、香港人女性の両親達は娘の将来の配偶者を何とかして見つけ出そうと、深センで開催されるデートイベントなどに積極的に参加させているケースも珍しくない。
香港統計当局の職員Feng Xinghongさんによれば、香港が国際都市としての魅力を継続することができれば、香港女性が本土の男性、あるいは香港で働く外国人、または香港に移住してきた外国人と結ばれる機会は多くあると話している。
香港の結婚紹介所勤務のLiu Meiruさんの話によれば、同結婚紹介所に登録している女性のうち2割から3割くらいの女性が本土の男性との結婚には問題がないと答えている。
(シンセンスクエア)


