福田区にある商業中心区(CBD)の外資系会社の社員は、仕事を中断して先週土曜日にいなくなってしまった上司のペットを探していると南方都市報が伝えている。
いなくなったのはラブラドールといわれる犬種の犬で、この犬は飼い主であるアメリカ旅行代理店の最高経営責任者が羅湖区の楓丹白露ホテルでのビジネス会議に出席している土曜日の朝にいなくなってしまったと新聞では報道している。また同紙は会社名を明らかにしていない。
CEOのトニーさん(60歳)は、土曜日の午後中ホテルの近くの通りで“わが子”を待っていた。しかし「戻ってこなかったよ。」と心配そうにトニーさんは話した。
更に20名の社員はここ数日、東は塩田区から西は南山区にまでおよぶ深セン中を探し回っている。
「できるだけ早く犬を見つけるために、私たちは周辺に配る犬の写真を入れたビラを大量に印刷しました。」と会社の社員は話した。
トニーさんは離婚して以来一人暮らしをしている。「わたしには子供がいません。そこで2年前、中国での会社を経営する任務で深センに来たときに、自分と一緒にいてくれるラブラドールの仔犬を購入しました。」とトニーさんは話した。
社員の話によると、犬の購入には数百元しかかからなかったが、トニーさんは犬を発見する手がかりをくれた人のために報酬として4000元を準備しているという。
「あの子は私のいい仲間なんです。それにいつも私を笑わせるんです。」とトニーさんは話し、彼の娘同様であると付け加えた。
またトニーさんの秘書によると、トニーさんは出張か休暇でアメリカ合衆国へ戻るときには必ず犬を同伴していたという。
「国際便に動物を乗せるためには、複雑で厄介な文書手続業務があるにもかかわらず、トニーさんは決して犬を家に残してはいきませんでした。」と秘書は話している。
また女性社員は、獣医や他の政府機関がトニーさんとは同じように犬を扱わないのをトニーさんはいつも恐れていたと話した。
「ただただ犬が戻ってくることを願い、そして一日でもはやく仕事に復帰できるよう願っています。」と別の社員も話した。
深センで犬や猫を飼っている日本人の方々も、くれぐれもペットの管理にはお気をつけ下さい。深センでいったんペットを見失った場合、捜し出すことはたいへん難しいことを忘れないで下さい。
(シンセンスクエア)


