事件・事故 : 事故でトラックから劇毒物漏出!
土曜日の南方都市報によると、汕頭から深センへ移動するトラックから漏れ出したメチルベンゼン※によって4名が重篤状態になっていると伝えられている。
深センと汕頭を結ぶ国道高速に沿った汕尾市付近の后門トンネル辺りに生活する1000人以上の住民は強制退避をさせられ、警察はメチルベンゼンが5時間もの間漏出していた地域一帯を封鎖した。
同日午前8時40分、12トンのメチルベンゼンを深センに向かって運んでいた汕尾市の輸送会社のトラックが后門トンネルを抜け出た直後にガードレールに激突した。事故により11トンのメチルベンゼンが漏出、20キロメートルの渋滞を引き起こした。運転手は事故で腕を骨折、メチルベンゼンを吸入して意識を失い、他のトラックの乗員3人と一緒に治療のため病院へ搬送された。
環境保護局はその地域で水質検査を行い、后門鎮政府は一時的に住民に対し付近の海域で水泳や釣りをすることを禁止する通知が発行された。交通渋滞は、土曜日の午後に通常に戻っている。
※ メチルベンゼン
メチルベンゼンはいわゆるトルエンと呼ばれ、フェニルメタンとも呼ばれる。溶媒として知られ、広く用いられているが、常温で揮発性があり、引火性を有するため、取り扱いには厳重に注意する必要がある。また人体に対しては麻酔作用や中毒性があり、常用した場合回復不能の脳障害を負うことになる。蒸気吸入だけでなく、土壌汚染、地下水汚染等により経皮や経口で体内に入る可能性がある。水への溶解度が極めて難しいため、体外排出は難しいとされ、代謝により体内に留まるエポキシドの毒性は深刻である。
(シンセンスクエア)
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