中国本土の学生の間で香港の大学への進学に人気が高まる中、香港の大学に通う深セン出身の女学生が自分のキャンパス経験を元に本を出版し、大変好評であると深セン日報が伝えている。
深センでも有名な某高等学校を2004年に卒業したWang Yiさんは現在、香港浸會大学(Hong Kong Baptist University)の2年生で、同校で映画製作を専攻している。
去年の夏、Wangさんは一ヶ月かけて12万文字にも及ぶ「香港の大学に入るための準備はできてる?」と題した本を完成させ今年3月初旬から発売を開始させた。
「多くの学生やその両親が香港の大学についていろんな質問をしてくるんです。それで、香港の大学に進学したいと考えている学生達に価値ある情報を提供できればと思って執筆活動を始めました。」とWangさんは語った。
Wangさんの本は初版が売り切れた後、更に4000部を広東省限定で販売した。その後、出版会社は新たに増刷を決定したという。
同大学学長による序文が付いたWangさんの本は、現在北京、上海、重慶などの主要都市の本屋で購入することができる。
本の売れ行きは好調ながらも、Wangさん本人は売り上げにはさほど興味がないようで、この本は私のキャンパスライフを記録した本として考えていると話している。
Wangさんによれば、中国本土出身のクラスメイト1人が新しい環境に馴染めなくて結局大学を退学してしまったエピソードを挙げて、中国本土の学生全てが過酷なキャンパスライフについていけるわけではないと話している。
香港のような国際都市ではよりよいキャリアを積む機会が多くあることから、香港での大学教育を選択する中国本土の学生達が近年増加している。
去年、1,000人以上の深セン出身の学生が第一志望として香港の大学への進学を希望した。中には高考(国立大学入試試験)で満点を取った学生2人のうち1人も香港への大学進学を希望したと同紙では伝えている。
(シンセンスクエア)


