季節労働者として出稼ぎに来ているDENG WANRUさんという癌患者が、17日(火)深セン市労働党と社会保障局の所員から6万元(7,762USドル)の寄付を受けたと19日(木)の深セン日報が伝えている。
労働局で自ら募金活動を始めたGuan Lingen局長は彼女を助けるため、10元ずつの募金をお願いしていた深セン新聞のウェブサイトにメッセージを掲載した。
募金運動は4月に始まった。その1ヵ月後、2005年に深センで優れた季節労働者に送られる賞を受賞したこともあるDENGさんは募金活動をしてくれている労働局にメッセージを送った。
1993年に広東北東部の河源市から深センに移住してきたDENGさん(33歳)は、賞を受賞した2〜3ヶ月後の2005年9月にリンパ肉腫と診断されたが、働いていたデパートが2005年の末に倒産してしまい、その後に闘病生活に入らなければならなかった。
2006年1月に彼女は治療の為に入院したが、昨年1年間で、自らの預貯金と兄弟・姉妹からかき集めたお金を含めて20万元もの治療費を支払っており、さらに30万元のお金を骨髄移植の為に必要としている。骨髄移植こそが彼女を救うことの出来る唯一の方法なのである。
「私は、まだ死にたくない。私はまだ深センのために働きたい。」と、DENGさんはお見舞いに行った同僚のLiさん(仮名)に語ったという。
「12年間も深センに尽くしてきたDENGさんは800万人の季節労働者の手本です。我々は彼女を助けるために出来ることを行いましょう。」とGuan局長は17日(火)、オンラインチャットで訴えた。
「我々は彼女のために6万元を集めましたが、まだ彼女の治療に十分ではありません。彼女を救うために全ての人に10元の寄付をお願いしたい。」と、Guan局長は語った上で、市ができる限り早く癌治療のための慈善基金を設立することを望むと付け加えた。
「4月末、DENGさんを助けるために、季節労働者に愛される深セン市で我々はチャリティイベントを開きます。」と、Guan局長は熱く語る。
Guan局長のネット上での呼びかけに対し、募金の振込口座を尋ねるたくさんの問い合わせがあり、その数は2時間で500件にも上った。
中国の法律では、民事局と慈善組織だけが、一般の寄付を募ることができるが、Guan局長の労働局では他の部門にも連絡して、寄付が集められるように手配する予定である。
(シンセンスクエア)


