香港の衛生局が3月20日午後に高原性鳥インフルエンザ(H9N2型)の人への感染を確認したと深セン日報が伝えている。このH9N2型鳥インフルエンザは弱毒性であり、過去3年間では初めてとなる。
昨日の記者会見で、香港衛生署の医療顧問Thomas Tsang博士は9ヶ月の女の子がH9N2鳥インフルエンザに感染していることを確認したと発表した。
Tsang博士は、「幼児は新界の将軍澳(Tseng Kwan O)に住んでおり、3月4日に上軌道感染と熱の兆候を示し、3月6日に入院した。その後3月9日には回復しているが、両親と祖母については全く症状がない。」と伝えた。
第一段階のテストで女児がH9N2型鳥インフルエンザの感染が明らかになった。
Tsang博士は赤ん坊が香港外に一度も出ていないと言ったが、家族は一度家禽市場へ連れて行っている。
幼児は現在プリンセス・マーガレット病院において経過観察中であり、保健当局は家族の血液検査を行った。
Tsang博士は、「血液検査以外のテストも行い、これらの結果は来週発表されるだろう」と話している。また、同博士は、「香港衛生局がH9N2型鳥インフルエンザの発生について世界保健機構(WHO)()とマカオ、広東省の保健局へ通達した」と付け加えた。
鳥インフルエンザA(H9N2型)は何年間もアヒルと鶏肉から隔離抽出されている鳥類インフルエンザ・ウイルスである。人間での感染は稀だが軽い症状を引き起こすものとして存在する。
Tsang博士は過去の経験からどんなウイルスに対しても香港には非常に包括的なウイルス対策プログラムがあり、予防措置として生きた家禽類との接触を避けるように注意を呼びかけていくとしている。
1999年及び2003年、香港では3例の鳥インフルエンザの人への感染症例が報告されている。いずれも1歳から5歳の乳幼児であり、発熱、咽頭痛、頭痛、嘔吐などの症状を伴って入院。採取した血液よりインフルエンザA(H9N2)が分離同定されている。今回のケース同様、患者は香港外へ出たことがなく、1人については家禽類に接した事もないことが報告されている。
香港の鳥インフルエンザに関する情報はCHP=衛生防護中心にて確認することができる。
(シンセンスクエア)


