深セン市から自動二輪車を一掃することを目的として強制取締り取りを行うと同時に、自動二輪車オーナーに対し補償金を与えてオートバイを回収する計画が近く開始されると深セン日報が伝えている。
同紙では公安局が今年から経済特区内の自動二輪車を一掃するため、モーターサイクリストに対し「見逃しゼロ」を誓ったと伝えている。
「現在深センの経済特区内では南山区の西麗地区から北環路の北の方までの区域のみでしかモーターサイクリストは通行できないことになっている」と深セン市政府公安局自動二輪車撲滅事務所の副ディレクターTang Yan氏は話している。
同氏は、「現在深セン経済特区で完全にオートバイが無くならない理由として、合法的に所有し、かつ法律に準じて使用しているモーターサイクリストに関してはそれを否定する理由はない」と話している。
しかしながら、「オートバイを回収して補償金を与える計画が実行された後は、経済特区内の自動二輪車は全て禁止される」と語った。
同氏は、1993年以降に購入され深セン市で登録された約10,000台の自動二輪車が補償金の対象となると話している。
補償金に関しては自動二輪車の購入価格と使用期間から判断して補償額を決定するとしているが、補償金計画の開始時期などはまだ明らかにされていない。
また経済特区外の地域にもオートバイの使用制限を広げていく計画で、公安局は今後経済特区外の地域で十分な公共輸送機関が整備された頃を見計らって自動二輪車が禁止されることになるだろうと話している。
自動二輪車が禁止される理由はオートバイが一般の交通を妨げたり、オートバイを使用した引ったくり事件が深セン市で多発しているためで、中国国内の他の都市では登録済みのオートバイも1995年から使用禁止となっているところもある。
一方、深センでは登録済みのオートバイは2003年から指定された道でしか走行することができないことになっており、また電気駆動二輪車の使用も深センでは禁止されている。
公安局は去年の9月から12月までの3ヵ月の間強制取締りキャンペーンを開始し、13万台近くの違法なオートバイ押収し、そのうち30,876万台の使い古したオートバイが処分された。
公安局はオートバイに関連する交通事故件数が昨年同期間と比較して減少し、また事故により負傷した人々の数が30パーセント下落したという報告を発表しているが、深セン市政府公安局本部の副ディレクターYe Guanxiong氏によると、61人がオートバイに関連する事故で死亡していると話している。
(シンセンスクエア)


