深セン市税関局は昨日、混雑状態にある既存の深セン⇔香港間の入境口の改善や貨物の流れを緩和することを目的として、今年中に新たな検査所3箇所を開通させることを発表したと深セン日報は伝えている。
新たにオープンする3箇所の入境口は福田口岸、深セン湾口岸、大[金産]湾(Da Chan Wan)碼頭口岸の3箇所。福田口岸については7月1日までに、深セン湾口岸は7月もしくは8月に、大[金産]湾碼頭口岸については今年末までにオープンさせると深セン市税関局局長Zou Zhiwu氏は語った。
福田口岸は皇崗口岸からわずか100メートルしか離れておらず、一日あたり25万人の旅客数を受け入れる事が可能。主に深セン地鉄皇崗駅と香港側KCR支線の落馬州駅間を繋ぐ交通ルートとしての役目を担う。
深セン口岸は深セン市西部通道(深センベイブリッジ)に設置され、旅客と輸送車輌において皇崗口岸の1.5倍の能力を有した中国で最も大きな陸上口岸となる予定。
※深センニュース 香港⇔深セン:SZベイブリッジが完成
一方、大[金産]湾(Da Chan Wan)碼頭口岸では貨物のみの受入れ口となり、年次の処理能力としてまず第一段階は20フィートのコンテナ200万箱が通過すると予想される。
新しい入境口は現在の入境口の旅客や貨物車輌の混雑した状態を緩和し、流れを容易にすることになる。深セン市税関局によれば2006年には172万人の旅客、9630万トンの物流、一日あたりの車輌が4万、海上輸送コンテナは1820万を記録した。羅湖口岸と皇崗口岸の旅客及び輸送車輌の流れは計画された能力を遥かに超えている。
また深セン湾口岸では深セン市税関局と香港税関局がより密接に協力し合い中国初の口岸として「一つのテリトリーにおける二つの検査所」の概念を採用し、旅行者が一回の税関及び入国検査手続のみで通過できる事を可能にする。深セン湾口岸においての処理能力は一日当たりの運送車輌5.86万車輌、旅客数6万人を処理できるとしている。
こうした事は二つの税関局がX線写真の結果を共有したり密売阻止センターを共同で設立して情報を分析したりなどして、それぞれが情報を整理し互いにとりわけ関心のある情報を積極的に交換することで実現すると深セン市税関局長のZou氏は語っている。
同氏は両サイドで能率的な通関手続きが大いに発揮されるとして、また深セン湾口岸での協力は二つの税関局による共有の試みが長期計画として基礎となり、将来他の入境口へと拡大していくだろうと語った。
(シンセンスクエア)


