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エンターテイメント > 音楽 > J's Jazz物語:Chick Sound
J's Jazz物語:Chick Sound
投稿者: Webmaster 掲載日: 2006-9-11 (508 回閲覧)
Art Blakey (1919~1990)
そう。その当時ほとんどのジャズドラマーは、ドラムセットの右上から吊り下げたRide Cymbalでリズムを取っていたのに彼だけはRide Cymbal以外の他の部分で強引にリズムを出そうとした結構おもしろいドラマーだった。

彼はSnare DrumとHigh-Hat Cymbalで、Rideリズムを出す初期のジャズドラムの構造上の欠点に目をそむけず、逆に使い古したドラムセットの構造上の欠点を自分のユニークな方法で解決したHard Bopドラマーだったのだ。













「Crash CymbalとSnare Drumはサウンドを飾り、それを強調するのに使われるのさ。そこから出来上がった音はソロ奏者が残したスペースを補強するフィルズ(Fills)となって醸し出される。そして、ベースドラムの上に乗っかってるsmall tom-tomと隣のlarge tom-tomは音のアクセントを作って……ほら、見てみな!二個のシンバルを開閉するペダルを踏むと「チッ、チー、チッ」と音が出るだろ?うん、それがchickリズムなんだ……」

ふっと、英敏先輩は氷水が溶けかけているグラスを横に置き、白くひょろ長い指で黒いテーブルの上を気持ちよく叩き始めた。

「どうだい?ジャズはこんな風に瞬間的なアドリブなんだ。まてよ、そう言えばもしかしたら他の楽器でもジャズを味わえるんじゃないか?それを捕まえて雑ぜ合わせると…… 例えば、ビーバップ、モダン、ファッションなど。そうだろ!だから俺がいつも言ってるだろ!ジャズってビビンバだってさ!」

ふかしたタバコの煙がもやもやっとスモークになりかけていた。

「確かChick Coreaと言う奴が言ったと思うんだがな・・・」

強烈だった!そして俺はその音に憧れ永遠にそこから出られなくなったのだ。

次号へ続く

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Jason's Jazz Story: info@blue-ds.com

<J's Jazz物語 バックナンバー>
  • J's Jazz物語:Swing?No.2

  • ジャズはビビンバ!No.1


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