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エンターテイメント > 映画 > 麻薬王フランク・ルーカス
麻薬王フランク・ルーカス
投稿者: Webclue01 掲載日: 2008-1-5 (6524 回閲覧)
ハーレムの麻薬王「フランク・ルーカス」をデンゼル・ワシントンがその人物像を見据え、“American Gangster”として復活させた。幅広の肩幅を強調したオーバーコートやソフト帽は1970年代の黒人スタイルを彷彿とさせ、フランクという人物像にリアリティを持たせるデンゼルの演技は「マルコムX」にてカリスマ的な黒人指導者を描いたパワーが蘇る。

監督はリドリー・スコット。雑誌「New York」にマーク・ジェイコブソンが書いた記事「The Return of Superfly」をベースとして、1970年代に法務官がハーレムで最も強敵だった麻薬王として暗躍した人物をどのように逮捕したのかという事実に基づいたドラマである。脚本は「シンドラーのリスト」のスティーヴ・ザイリアンが久し振りに脚本も手掛けている。製作人としては、プロデューサーにブライアン・グレーザー、スティーヴ、ロン・ハワード、エグゼクティヴ・プロデューサーには、G・マック・バロン、ニック・プレッジが名を連ねている。

作品は麻薬王フランク・ルーカスと彼を追う麻薬捜査官リッチー・ロバート(ラッセル・クロウ)との対峙が中心となる。誰に一目をおかれることもなかった、物静かな運転手フランク(D・ワシントン)は、彼のボスの突然の死後、頭角を現す。

実際のフランクは革のコートを着て街を闊歩し、ベンツやコルベットなどの高級車を何台も所持していながらぼろぼろのシボレーに座り自分がひっそりと街を監視する。幼少時代にKKKによって従兄弟を目の前で殺された経験を持ち、ベトナム戦争時代には旅行者としてバンコクに潜入し、米軍の黒人兵士のたまり場に入り込んで東南アジアの麻薬を本国へ密輸するというビジネスを成功させ、それを機に一気に麻薬王に上り詰める。

そうした歴史的な事実に基づいたフランク自身の姿を、デンゼルが完全な汚れ役として演じきる。

作品は米国本国では昨年2007年11月に公開。日本では2月公開予定。
この作品に流れるサウンドトラックはキング・オブHip HopのJay-Zがインスパイアされ制作。全米初登場ビルボード第2位を飾り、40万枚を販売している。

今年のオスカーの呼び声も高い作品は上映時間2時間40分。

日本オフィシャルサイト 
サウンドトラック“American Gangster”

(シンセンスクエア)

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