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緊急報告!台湾地震の通信不具合
投稿者: Webmaster 掲載日: 2006-12-28 (1538 回閲覧)
26日(火)発生した台湾南部地震が原因による通信不具合の緊急報告です。台湾南部地震が原因で海底ケーブルが断絶されました。このため中国、韓国、日本、東南アジアと米国などの一部で国際電話やインターネットサービスが不通となっています。

インターネットではYahoo!、MSNなどを含む海外のウェブサイトで回線スピードが遅くなっており、中国大陸ではアクセスしずらくなっています。中国とその他海外とを結ぶ長距離国際電話においてもまた影響が出ている模様です。

中国電信では、中国大陸の一部の電話回線とブロードバンドサービスは少なくとも台湾の南15kmの海域にある6本のケーブルを使用しており、これが切断されたことにより、中国や台湾と米国やヨーロッパ間の遠距離通信に影響が出ていると語っています。そのため企業では衛星を使って補助的に海外の企業との連絡を行っているという話です。

香港の最大手電信キャリアであるPCCWでは、数本の海底ケーブルがある程度の損傷を受けており、韓国、日本、米国での電話回線、データ通信サービスが混乱しており、「データ転送率が半分に落ち込んでいる」と語っています。PCCWではこの状態が数日中で終わる事を願っているとコメントを発表しました。

一方、アジアの最も巨大な資本を抱える一つである香港の金融関係者は、株式市場のデータやニュースの主要供給元であるブルームバーグL.P.社と連絡がとれないと不満を洩らしています。ブルームバーグはこれについて即答することを避けている模様です。

また、ケーブルの損傷被害によって、台湾で最大手の通信会社である中華電信によるマレーシア、シンガポール、タイへの通信の98%が中断されています。Lin Jen-hung中華電信は、「損傷したケーブルの修理には3週間かかるだろう、しかしながら状況は日毎に改善されている」と語っています。

韓国の最大手通信会社であるKT Corpでは「海底の光ケーブルもまた接続できなくなっており、海外企業への通信サービスは中断してしまっている」と語っています。韓国のYonhapニュースによると、韓国シティ銀行、HSBC、ロイター、ブルームバーグと国内業務を行う幾つかの海外企業は不通による影響を受けているとのことです。

インターネットバンキングサービスを行う韓国シティ銀行は、各支店との間ではネットバンキングは正常だが、他行とのサービスでは麻痺が残っていると語っています。

一方、日本の総務省によると国際ローミングの大手3社であるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクも影響していると発表しています。ある地域や国では携帯電話が使えないという状況が起きていると報告しています。

本日28日に発表された情報によれば、日本の国際ローミングの大手3社のうちKDDIはau携帯電話サービスの「グローバルパスポート」(ローミング対応電話機が主体)が音声通話が困難とした状況から復旧しているが、「グローバルエキスパート」(SIMカード使用サービス)については170カ国・地域で音声通話ができなくなっていると発表しています。

ソフトバンクモバイルについてはグアム、サイパン、オマーン、ブルネイ、オランダの5カ国・地域でのサービスが復旧しているが、オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ルクセンブルクの各国・地域では現在も国際ローミングによるサービス(音声、SMS、メール、Web閲覧、パケット通信)を利用できない状況です。

またNTTドコモでは地震によりNTTコミュニケーションズの国際中継ケーブルが故障したため国際ローミングである「WORLD WING」による音声、パケット通信が一部地域で利用できないか利用しづらい状況であるとのことです。更にオーストラリア、香港、インド、タイ、サウジアラビア、フィリピン、ベトナム、中国、インドネシア、マレーシア、モルディブ、カタール、ニュージーランド、パキスタン、ラオス、フィジー、ブルネイ、モルドバの18カ国・地域においては利用できない可能性があり、現在確認中と話しています。

中国の国内地震科学研究所の報告によると、今回の地震では二つの地震を観測しており、1回目は8時26分にマグニリュード7.2、2回目は8時34分にマグニチュード6.7でいずれも中国南部海域が震源であると発表しています。

震源地は中国大陸からおよそ350km、台湾から15kmの地点。地元メディアによれば、「地震の規模は地下22kmの地点で6個の原子爆弾が爆発したに等しい」と紹介しています。

台湾の屏東県恒春では121回の余震が報告されており、そのうちの4回はマグニチュード5以上のものでした。また最も最新の報告によると地震が原因で3つのマンションが崩壊し、12件の火事が発生、高雄と恒春との間の電話回線は不通となっているとのことです。

中国の地震研究家によれば、今後マグニチュード5以上を超える地震は週が明けてからも続くだろうと話しています。

台湾総局主席報道官のLi Weiyi氏は地震の被災者の家族に哀悼の言葉を伝え、また中国大陸の赤十字では台湾への人道援助の準備があることを既に伝えています。

なお、シンセンスクエアは今後も通信関係による復旧の経過を随時報告していきます。


(シンセンスクエア)
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